SRP : Single Responsibility Principle
本稿では、参考書に、Robert C. Martin著の「Clean Architecture 達人に学ぶソフトウェアの構造と設計」(以下、Clean Architecture)を使用しています。
特に断りがない場合、引用は、Clean Architectureからになります。
Robert C. Martin氏は、書の中でこの原則が最も誤解されやすいとしています。
どのモジュールもたったひとつのことだけを行うべき
ということではない。と言っています。
では、どういうことかといえば、
モジュールを変更したい人たち(ステークスホルダーやユーザーのグループ)のことをアクターと呼び、
モジュールはたったひとつのアクターに対して責務を負うべきである。
としています。
モジュールはソースファイルということで問題ないだろうと、氏は言います。